2009/05/24

硝子ノ華

硝子ノ華
[ ガラスノハナ ]
作詞:マチゲリータP
作曲:マチゲリータP
唄:VY2


薄青に霞んだ、月の糸は。
さだめに染まる二つの間に
愛を見る。

あなたは敵となり、
振りかざす刃が
躊躇いと鍔迫り合うのか。
驟雨に消えてゆく
慕情はうたかたに
伝った紅涙は何を語る―――。

遠雷に響く声、
劈いた硝子の華。
窈窕の彼方、
霖雨の囃子に成りて―――。

其の眼下、広がる都の色が。
梅雨星に照らされて、青く
光る。

小さな掌で約束を交わした、
二人の幸せは何処か。
戻らぬ日よ、どうか僕と
あなたをもう一度だけ。

羽撃いた大瑠璃が
囀る季節の傍で、
背を向けてしまう。
降りしきる雨に
泣いて――――。

幽かなぬくもりを
感じて手を伸ばす。
遠ざかるあなたの横顔。

手を繋ぎ、笑う。
いつかの姿は。
昔日になりて、
すぐに消えた。

鳴り止まぬ斬撃で、
傷ついた掌から。
幸せが零れ、
最後の一閃――――。

木霊する泣き声と
微笑む硝子の華。
「愛しています。」と
眠りにつくように
言った。



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